久々のエントリーが散財ネタで残念です(挨拶
皆さんごきげんよう、管理人のこむまんです。
エプソンのフラッグシップで
GT-X970てぇスキャナを買った。
や、ほら中古でさ、1万円も安かったし保障も付くって言うし。
以前、
渡部さとるさんのワークショップに通ってた頃から欲しかったんであります。
このスキャナ、ハリーポッターのロンふうに言うと、
「現存するコンシューマー向けフラットベッドスキャナの最高峰」
と。言えるんじゃないかと。何か条件多いけどw
で何が最高峰かと言うと、
フィルムスキャン機能!!(゚∀゚
コレに尽きるんですワ。(※主観です)
や、フィルムスキャン機能付き、ってスキャナはよくあります。
ワタクシも昔、安もんを買ったサ。
がしかしこの手合いは重大な欠陥があります。
スキャナってさー、フタ開けてガラス板の上に原稿置いてスキャンするじゃんねー?
コピー機みたいに。
ところがフィルムはー、ガラスに密着させると絶対
「ニュートンリング」ってのが出るのよ。これが出るとスキャナとして用をなさない。
でフィルムホルダーって言うフィルムの額縁みたいなのが付属してて、
フィルムをホルダーに乗っけてホルダーごとガラス板に乗せる。
→ホルダーの厚み分ガラス板からフィルムを離す→ニュートンリング出ない
そんなふうになってます。
これだとマズいわけ。
なんでかって言うと。
スキャナーにもレンズが入ってます。
レンズのピントは当然原稿がある「はず」のガラス板の表面に合ってます。
が、ニュートン氏を避けるためにフィルムはガラスから離れてます。
→ピンボケ!!
構造的にピントが合わないスキャナが
「フィルムスキャン機能付き」
と言って世に出回ってるワケよ。
要は
「ちょっと」ならボケててもいいでしょ、と言う
「程度問題」で
「合格」して
スルーされたと。
そんなスキャナーでとった画像が、以下左半分。右半分は今回の「最高峰」。
35mm版フィルムを、長辺を1280pixでスキャン。ピクセル等倍でトリミングして並べてます。要は普通のフィルムで撮った写真をPCの画面に全画面表示するとこれくらいボケて見えます。
全然違うでしょう?!
エプソンは何をしたのかと言うと、
ピント違いのレンズを
2本入れたんだって!
単純明快。もはや痛快。
1本でピント調節機構を入れるより2本にしたのは、、、コストの問題か、信頼性か、はたまたソフトが楽なのか。いずれにせよ、エプソンの技術力、と言うより企画力と言うか、企画実現力、か何かに合掌しつつ、
あやかります!!!