一昨日の日記にも書いたけど、今回初めてフォルテの印画紙を使った。で、その感想をば。これまで使ってたオリエンタルのVC-RPⅡとの比較、という形になります。
一目見てビビったのが、フォルテの黒の締まり具合。ものすごく深い黒が出ます。いや、オリエンタルの黒が白っぽ過ぎるだけかも知れないけど。
それからコントラストはオリエンタルよりちょっと高め。コントラストフィルター無しで焼いたとき、オリエンタルは2と1/2号くらい。フォルテは3と1/2号くらい。いずれもイルフォードのコントラストフィルターとの比較であります。手持ちのネガだとこのままじゃコントラストが強すぎたので、2と1/2号フィルターをデフォルトにして使うことに決定。これでハイエストライトまできっちり収まるんだけど、それでも中間調はまだハイコントラスト感があります。
最初はフィルター無しで「最大濃度を与える最小の露光時間」てやつで焼いてみたんだけど白がぶっ飛んだもんだから、2と1/2号フィルターを入れたというワケでしたが、実はこれでも不満。このフォルテのポリグレードRC、ハイライトのトーンが出にくいのかも知れない。ハイライトをオリエンタルと同じくらいのトーンにしようと思って、号数の小さなフィルターに代えて何枚か焼いたんだけど、結局目指すトーンが出る前にハイエストライトがグレーになってしまった。残念。
と、ゆうワケでまとめ。
フォルテのポリグレードRCは、オリエンタルのVC-RPⅡに比べて、
1.黒が締まる
2.中間調がハイコントラスト
3.ハイライトのトーンが出にくい
との違いがある模様です!以上、こむまん'sインプレッションでした!
…って、もっと一般的な比較対象は無かったのかワタクシ。
フジブロとかイルフォードとか。